カテゴリー「ことだま(詩)」の55件の記事

2009/05/17

無題3つ

最近ひさびさに短いのを書き始めてみました。括弧は書いた日付です。

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(5/17)
言われて気づいた気持ち
私なりに受け止めたつもりだけれど
応えることはできないんだ

人って面倒な生き物だよね
思ったとおりにいくことなんて
なかなかないし

でも世の中から「否定すること」が
なくなってしまったら
今度は何のために生きていくのか
わからなくなっちゃうよ

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(5/12)
昨日の道と今日の道は
同じようでちょっと違う
ほら笑い声が聞こえてくるよ
思い思いの時間を楽しむ人たち
んな些細なことに気づいた私も
昨日とはちょっと違うのかな

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(4/23)
あなたはきっと いつも
遠くからずっと 私のことを
見ていてくれたんだね
でも遠すぎたよ
届けばいいのに 今のこの想い

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2009/01/30

詩『loop』

ちょうど桜が咲き始めた頃だっけ
約束したから頑張れたんだ

時々でも話してくれて嬉しかった
心の中に居場所できたから

階段を一段 また一段
冷たい雨をも栄養に変えて

灼けつく大地に負けることなく
真っ白で大きな愛の花

明日は永遠にあると思いたい
たとえお別れが近くても

この種はあなたにあげる
どんな色の花になるかしら?

もう会えなくても悲しまないで
元気でいれくれたらきっと

また
桜の季節に

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2009/01/10

詩『(  )』

ほんの一言が心に効く。

喜び。
ありがとう
うふふ

気遣い。
気をつけてね
そんなことないよ

ただの返事。
うん
ええっ?

叱咤激励。
こらっ
がんばれー

想いを乗せて動きだす。

私が次に伝えたいのは…
大好き!

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2008/11/29

詩『グレイのハート』

部屋の掃除を終えた休日
ひとり街へと駈けだした
耳からただ流れ出ていく音楽は
雲間の光に溶けて消えゆくよ

なくしものを見つけたかったから
いろんな人に聞いてみたのに
やっぱりダメだったよ
自分で作るしかないのかな

あのとき
あのときの

伝えたかった「好きです」の一言は
時間の波にさらわれて
あんなにも悩んだはずの心は
どこか遠くへ行っちゃって

それでもまだ期待しているの?

透明な出口が私を呼ぶから
明日もまた駈けだしてみようか

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2008/10/31

詩『海辺』

砂浜に浮かぶカフェテラス
長い髪を揺らした空色のワンピは
白波と鬼ごっこに夢中

まだちょっと冷たいよ

確かあの日も雲一つ無い快晴だった
決定的に違っていたのは
そこに君がいなかったことかな

新しい車を買ったら連れて行ってね

早起きして頑張ってくれたから
買ったばかりのCDをのせて
とっておきだった丘からの道を通って

大好きなポテトのサンドイッチと
大好きなグレープフルーツジュースと
大好きな…

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2008/09/23

詩『絆』

大丈夫だよ。
ちゃんとそばにいるから。

いつも泣いていたね
背中に回した腕が心までギュっと
しめつける

小さな身体では背負いきれなくて
今にも崩れそうな運命の振り子

支えきれているのかな
自信なんて無いけれどそれでも
私が

真っ赤でぐしゃぐしゃな君
こんな事とても言えないけれど

そんな所も愛しているの
だから全部受け止めて一緒にね

手を差し出して強く握られたから
同じだけの気持ちで握り返した
いつまでも忘れないように

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2008/08/26

詩 『とまらないもの』

どうしよう あのね
すき
すき

落ち着いていられない
声をかけたい
見つめたい
できない

こんなに近いのに
どこまでも手が届かず
よそ見をしながら
聞き耳だけもう必死に立てて

何とかしなくちゃ
手紙がいい?
プレゼントは喜んでもらえるかな
話すことは思いつかないよ

友達と教室をでるとき
そっと近くを通ってチラ見
あとどれだけ
切ない日々を送ればいいの?

心と心を結ぶ魔法があるなら
使えたらいいのに
ベッドの中で思っているのよ
明日こそはきっとねって

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2008/08/15

詩 『私信』

0808150110

ちょっと聞いてもらえるかな?
夢の中を旅してきたの
あてもなしに気の向くままに

手をつないで走り去る子たち
道端にひしめく家々と煮物の薫り
踏切の向こう側は水田の網目

彼を捜していたのかもしれない
手を振る笑顔があまりにも鮮明すぎて
思い出が想いを呼び覚まして

ガードの切れ間から続く小道
ざわめく森に誘われ
秘密の丘で今日も明日を眺めていた

そこで交わしたはずだった2つの約束
夕闇に消えていった光の軌跡
まだ憶えていてくれるのならば

夢から覚めても終わらないよ
まだ小さかった唇が 瞳が 胸が
長い空白の日々を埋めてくれるはず

今度は二人で旅できるといいな

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2008/07/30

詩 『late in summer』

0807300256

ぬるい風の中のざわめき
二人の夏はあんなに遠いのに
何も知らなかったから
そうよ今だって渡れない対岸を
見つめているだけ

本当は知りたくなかっただけかな
私の中で騒ぐ悪魔と天使達が
丘の上に立っていたあなたの姿も
その丘も群青の空も草花も

頬を濡らしてとぼとぼ歩いた
つらかったでも恨んだりしないよ
届くことない「ありがとう」を
明日からの糧にと紡いでいけたらね

家に置き忘れた携帯の留守電
一言だけ「待っている」と
時間を止めてはいけないから
見なかったことにしておこうか?
でも忘れられない

お前も大きくなったなと
皿の水に舌を出す猫の背を撫でたら
ちょっとだけ見えた気がする
夕暮れ時の一番星

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2008/06/20

詩 『昨日と明日』

080620a

黙ってうつむいたままの君に
こんな時間にどうしたの?って
知らないわけないのに
気づかないふりの僕

飲み物を入れてくるねと
立ち上がった背中への衝撃は
切なさと悔しさを胸にじわりと
悪夢のように呼び覚まして

そのまま静かに時を止めた

これで良かったのかな
いざという時なにもできない
もどかしくて
でも少しでも救いがあるのなら
役に立てることがあるのなら

ここにいるから

顔を上げて笑ってみせて
それでも歩くしかないのだから
勝つことができなくても
でも負けたりはしないで

そしたらね
きっとね

南へやってきた渡り鳥たちは
やがて北へと帰ってゆく
やさしい春の種を蒔きながら

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